En hommage à SPI

SPIへのオマージュ

AMIGOS & INSURRECTORSテストプレイ

昨晩、iWARSIMの通信機能でBattles magazine #11「AMIGOS & INSURRECTORS」の練習戦を行ないました。1899年の米比戦争を描いたこのゲーム、ルールがどのように機能する


か事前にテストすることで、対戦当日の試行錯誤をなくすことが目的でした。

米軍の圧勝に終わるワンサイドゲームだと思っていましたが(史実では米軍の4倍の損害がフィリピン軍に生じた。民間人を含めるとアメリカ軍の20倍以上の死傷者がフィリピン側に出たと言われる。)、第一ターンをテストプレイした限りでは、米軍に課せられたスタック制限と活性化制限、戦闘による勝利ポイントが最大2VPまでという制限によって、簡単には勝てないゲームになっていました。

史実でも、1902年にアメリカが勝利宣言した後もゲリラ戦が何年も続いたとありますから、圧勝はありえないのかもれません。

自由度の高いゲリラ、無敵のアメリカ軍砲艦、自殺攻撃によるアメリカ軍司令官殺害計画など、ベトナム戦争の雛形を思わせるゲームです。

オブジェクティブ・チットとアドバンテージ・チットをいかに深く読むかが勝負の鍵となると思います。

遅くまでお付き合いいただいたMさんありがとうございます。

【写真】島々に散らばったフィリピンゲリラ(赤)。米軍(青)は、どのように掃討すればいいのだろうか?