2021年5月15日(土)、YSGAの第383回定例会でBattles Magazine誌14号の「Storm Over Madrid 1936」を対戦しました。
1936年10月から三ヶ月間のマドリッド攻略戦をインパルス方式で描いたこのゲームは、雑誌の付録ゲームであるにもかかわらず、傑作と言っていい内容です。
対戦ではフランコ軍の勝利でしたが、どちらが勝ってもおかしくない伯仲した状況が最後まで続きました。
８時になって第６ターンまで終わり、なんでこんなに疲れたのだろうと思ったら、朝から始めて１０時間やっていたのです。それは疲れるはずです。
最近、Battles Magazineのゲームを対戦する機会が増えていますが、D-Dayの降下作戦「ナイトドロップ」、フィリピン内戦「アミーゴと反乱者たち」など、いずれもユニークで完成度の高いもので、ゲームバランス的にも優れていました。
Battles Magazine誌は、二年前から発刊が停止していて、バックナンバーも完売です。S&Tより面白いのに、知名度が低いことが惜しまれます。もしオークションなどで見つけたら、即買っていいと思います。
次回は、Battles誌５号の「White October」を対戦します。このゲームは2010年にチャールズロバート賞を受賞しています。しかし誰も知らないゲームですね。
(GMT)応仁の乱のテストプレイヤーは４人集まりましたので、募集を締め切ります。
プレオーダーは700を超えていました。まだゲームは出来ていないのに。
【写真２、３】
最終ターン。
マドリッド郊外に迫ったフランコ・ファシスト軍(黒)。
川越えの戦闘には大きな犠牲が生じるので、マドリッド手前で停止している。
１ターンでも停滞していたら、フランコ軍はここまで来ることはできなかった。１０時間かかっている。
