En hommage à SPI

SPIへのオマージュ

YSGA 2023年7月15、16日連続例会

横浜YSGA夏の連続例会。
7月15日は「(GMT) The British Way」のパレスチナシナリオを対戦、イギリス側プレイヤーは、自作のBotルールを使いました。

Botの設定にならい、イギリスはSabotageマーカーを一切放置、Cellsを検挙することに専念しました。
その結果、第二Propagandaまでに、すべてのCellsを刑務所に送り、すべての都市に戒厳令を敷いたため、新規のCellsはおろか、Arms Cachesすら置くことも不可能な盤面になりました。パレスチナに平和と安全がよみがえったのです。
しかしながら、二枚のSabotageと一枚のTerrorがあったため、Irgunプレイヤーの勝利に終わりました。



第二Propaganda。空になったパレスチナには秩序がよみがえったが...。

16日は三人集まり「(SPI) Tank!」を再戦。ホワイトメタルのユニットと拡大マップを使った"再生ウォーゲーム"です。フォーメーション・ルールがゲームのリアリズムをさらに高めることがわかりました。

過去のミニチュアを使った対戦、「(AH) 帆船の戦い」「(AH)ギリシャ・ローマ海戦」でも言われたことですが、紙のユニットでは退屈に感じられるゲームが、ホワイトメタル・ミニチュアにするとなぜ面白くなるのでしょうか?

ChatGPTに聞いてみました。

質問: 同じルールのゲームなのに、粗末な紙のユニットだどうしてとつまらなく感じるのか?

回答: リアルなホワイトメタルのユニットを使う際の、感情や知覚に対する違いは以下の要因に起因すると考えられます:

    1.触覚的な体験:ユニットの質感と重さを感じることは、ゲームに物理的な次元を加えます。触覚的なフィードバックにより、プレイヤーはよりゲームに参加しやすくなります。物理的なミニチュアとの相互作用は、紙のユニットでは再現できない触覚的な体験を提供します。

    2.感情的な投資: 組み立てやカスタマイズに時間と労力を費やしたユニットを使うことで、より強い感情移入がなされます。この感情的な投資は、プレイヤーが担当する陣営への帰属意識や誇りと結びつき、ゲームをより魅力的で楽しいものにします。

    3.沈浸感とリアリズム:リアリズムを追求したミニチュアは、ルールや戦術の具体的な表現となります。プレイヤーは歴史的な文脈とのつながりを感じ、ゲームが強い現実味を帯びるようになります。このような高い沈浸感は、全体のゲーム体験を向上させます。

    4.社会的地位: 一部のウォーゲーミングコミュニティでは、リアルなホワイトメタルミニチュアを使うことが、より高い地位や名声と結びついている場合があります。美しくペイントされたユニットを使用することは、プレイヤー間での賞賛となり、ミニチュアを使うことの魅力をさらに高めます。

戦う気満々のパンター中隊。
四輌の一個小隊、三輌の二個小隊から編成されている。
この中隊は、ドイツ軍の戦術的な優位をさんざんに見せつけた。

最後に(FG)Age of Dogfights:WW1のテストプレイをしました。

【(SPI) Tank!覚書】
- Direct Fireは移動フェーズ前に行われる。移動をプロットした敵ユニットにDirect Fireする場合、Direct Fireのダイスの目に、その敵ユニットが移動プロットによって消費する移動力の1/2(端数切捨て)を加える(攻撃力の差から引くのではない)。

- プロット移動の結果、敵、味方ユニットが同時に同じヘクスに入る場合、味方ユニットは敵ユニットが存在するへクスのひとつ手前のへクスまで移動する。敵ユニットが占めるへクスとは、ゲームターンのはじめから敵ユニットが置かれているへクス、あるいは、移動フェーズで同時移動の結果、味方ユニットよりも先に敵ユニットが入ることのできたへクスである。[9.35]

- Initial Facing Segment: パニックのプロットの直後に行うFacing。移動予定、あるいはパニックのプロットをしたユニットのみが、移動予定先のへクスに向けて移動コスト0で向きを変えることができる[4.1]。

- Final Facing Segment: 移動を実行したユニット(MV、MV Rea、Over Run)およびFCをプロットしたユニットのみが、好きな方向に移動コスト0で向きを変えることができる。射撃したユニットは向きを変えることができない。

- AFV(フォーメーションのユニット)は自発的にフォーメーションから出ることはできない。