連続例会二日目は、1995年のチェチェン紛争を扱う「Chechen Christmas」。
ロシア軍プレイヤーは、要塞化されたグロズヌイの街を、空軍力で制圧しながら進まなければならない。
包囲殲滅のシナリオでありながら、地上戦闘よりも、空軍力の使い方が鍵となるシナリオ。
【対戦記録】
Four Aces
1. La Legion saute sur Kolwezi 2018年5月1日
2. Chechen Christmas 2021年9月20日
3. Operation Sinbad 2020年11月22～23日、2021年9月19日
4. Phantom Fury
Furuda 1985
1. Lunch at Frankfurt
2. The Breakthrough
3. They're coming! 2018年2月18日、2018年7月8日
4. Shadows 2018年6月22日
5. The Great Escape 2018年4月28日
6. No Mercy
Mogadishu
1. Lead the way 2018年2月18日
2. Alone in the Mog
3. Tiger Trap
4. The Cavalry
5. Good Moring Lenin
6. Checkpoint Pasta
【ルール覚書】
シナリオカードの"建造物に対する＋２ Modifier"は戦闘力に対する修正とする(移動力に対してではない)。
"Hunter Killer"の"move & fire movment"は、３移動力の中でmove & fire movmentできるという意味で、９移動力の中でそれができるわけではない、とする。
8.1.10の"exit location"。チェチェンユニットがundergroundから出る場合、どの位置から出たかをロシア軍プレイヤーに通告する必要はない。"exit location"は、undergroundから出て最終的に停止するへクスとする。でなければ、ユニットがundergroundから出た瞬間にundergroundの位置がロシア軍プレイヤーにばれてしまう。
Vehicleに乗った状態でSniperはscoutできるか？8.2.4.5によりできない。
superstructureに兵士を乗せた状態でTankは発砲できるか？できないとした。
建造物に対して3D Actionを行う場合、部屋、もしくはパーティションで区切ったそれぞれの区画に対して行う。屋根は、その屋根に含まれるいずれかの区画が爆撃されれば、その屋根も爆撃されたと考える。建物の外側を爆撃した場合、屋根にweapon effectはおよばない。
屋根(Level 2)からの射撃では、それに隣接する建物(Level 2)から奥のすべての地上へクス(Level 0)はLOSが届かない。
【3D Action】
3D Actionでは、敵ユニットが存在しないへクスを仮の爆撃地点として設定した後、爆撃の直前に、その位置を１０EPまでずらすことができる。これをフルに使うと、次のようなことができる。
1. 第一ターンの"3D actions request sequence": 目標とする敵ユニットが存在するへクスの１０EP以内のいずれかのへクスをair-to-groundの攻撃地点に設定する。このへクス(へクスＡとする)にLOSが通っている必要はなく、敵ユニットが存在していなくてよい。相手方プレイヤーは、どのへクスに空爆を設定したかを知らない。
2a. ここでダイスを振って"Ｔ"が出ると「直ちに爆撃」となり、空へクスを爆撃地点に設定した場合、無駄な場所を空爆して終わり。
2b. ダイスを振った結果が"Ｔ＋１"であるなら、「次のターンに爆撃」となる(多くの場合、この結果となる。以下の4、5に続く)。同時に、ダイスを振った回数から、どれだけ3D Actionを設定したかが相手プレイヤーにわかってしまう。
4. 第一ターンの"Impulse phase": Plt Leader/JFOをへクスＡにLOSが通る場所に移動しておく。
5. 第二ターンの"3D actions resolution sequence": 攻撃地点をへクスＡから１０EPの範囲で敵ユニットが存在するへクスに修正し、直ちに空爆を浴びせる。
このようにするなら、百発百中の空爆撃ができる。
このテクニックは、ground-to-groundのキャンセルにも使える。
【写真】
高所に配置されたチェチェン軍と射線。
これだけ張り巡らされると、ロシア軍は路上を移動できない。窓やドアもチェチェン軍しか通れないため、スモークを張って突撃するのもいいアイデアではない。要塞化された建造物には＋２の戦力修正がつく。3D Actionが頼みの綱。
