En hommage à SPI

SPIへのオマージュ

SPI「Battle for Stalingrad」の対戦

11月25、26日、ich03393さんとゲームサークル坂戸で、SPI「Battle for Stalingrad」を対戦しました。

初日: 第1ターン。独軍が15ユニット喪失、ソ連軍は25ユニットと13労働者民兵を喪失。独軍が獲たVP = 0。
二日目: 第2ターン。独軍が26ユニット喪失、ソ連軍は23ユニットと2労働者民兵を喪失。独軍が獲たVP = 1。

ユニットの位置をメモして、いつか続きをやりましょうということになりました。


【自分用メモ】
6アングルズ版では、特別建造物は空襲/砲撃時は軽建造物だが、SPI版ではクリア扱いである。
6アングルズ版では、補給切れのユニットは通常のGround Attackができないと規定されているが、SPI版ではGround Attackができる。

特別建造物は、空爆と砲撃に対してはクリアヘクス扱い(6アングルズ版では軽)なので、ユニットを置いてはいけない。

フェリー乗り場は、包囲された時点で敵のZOCによって補給能力ゼロになるので、その時点で取られたのと同じ。これは同時にSoviet Isolationの条件を満たす。(そのように考えるなら第1ターンでかならずしもフェリー乗り場を占領する必要はない)

ブレークスルーで例えば8ポイントなどの大きな数字を獲た場合、攻撃側ユニットが枝分かれして移動し、複数の敵ユニットを同時に攻撃できるか?できない。

河川ヘクスサイド: ソ連軍が河川ヘクスサイドを越す際のコストは0。

活性化したユニットの移動中に、移動経路上に存在する、そのターンでまだ移動していない自軍ユニットを拾って移動を続けることができるか?できない。

既に二枚スタックがある重建造物ヘクスを4枚スタックが通過する場合、スタック制限を回避するために、二回に分けて二枚ずつ移動し、通りぬけてよい。

ユニットの数え方: フェリー乗り場に記載の数字(6、12)は、増援できる「ユニット」数である。ソビエト反抗フェーズで振るダイスの目は、移動/戦闘できる[スタック」数。ブレークスルーから引く数は、その戦闘によって除去された敵「ユニット」数。

スタックが即時反撃する場合、一枚ずつ即時反撃しても、スタック全体で合算してもよい。しかし、複数のスタックで同時に即時反撃可能な場合に、複数のスタックの戦闘力を合算することはできない(即時反撃は一枚ずつ、もしくは一スタックずつ)。

非手番プレイヤーの複数のユニットが個別に、かつ同時に即時反撃を行い、移動中の手番プレイヤーのユニットが、そのうちの一つの非手番プレイヤーの即時反撃を「受ける」場合でも、残りの「受けられていない」非手番プレイヤーの即時反撃ユニットは即時反撃を行うことができる。

ソ連軍反抗フェーズにおいて: Target Hexに隣接するソ連軍の中で、そのターンで移動/戦闘していないユニットは、その戦闘に参加することができ、そのユニットの数は、そのターンに移動/戦闘できるソ連軍ユニットの数に含めない。

Ground Attackで、防御側が間接砲撃を行う場合、Column4のために参照する地形は、Target hexの地形ではなく、間接砲撃の対象となる敵ユニットが占めるヘクスである。

砲撃のまとめ(ソ連軍による砲撃):
(攻撃対象のヘクスをTarget Hexとする)
1.(隣接した敵でない限り)Column 4の条件をTarget Hexで参照、適用する。
2.次にColumn 5をTarget Hexで参照し、適用後、攻撃を行う。

Ground Attackまとめ(通常攻撃と仮定):
1.防御側がColumn 6か7の条件をTarget Hexで参照し適用後、攻撃を行う。
   間接砲撃は、さらにColumn4[6.41]とArmor[6.43、6.44]、迫撃砲[6.5]の適用を受ける。
2.攻撃側がColumn 5の条件をTarget Hexで参照し適用後、攻撃を行う。
   間接砲撃は、さらにColumn4[6.41]とArmor[6.43、6.44]、迫撃砲[6.5]の条件をTarget Hexで参照し適用する。

Target hexに隣接する砲兵は間接砲撃ができない。[10.63]

ZOCの有無と即時反撃できるユニットを混同しやすい。支配地域が及ばないからと言って、即時反撃ができないわけではない。対戦車砲はZOCがあるが即時反撃ができない。

砲兵のDeployとmoving in Supportは同時に使えるか?使える。


【疑問】
防御側の間接砲撃で参照する地形はTarget Hexか、間接砲撃によって叩かれるヘクスか?

[6.46]に、(砲撃フェーズにおいて)隣接する敵ユニットへの砲撃ではColumn4を参照しない、というルールがある(以下、「Column4の除外ルール」とする)。
[6.47]に、「Column4の除外ルール」はGround Attack中に間接砲撃を行う砲兵にも適用される、と書かれている。
では、間接砲撃でない形でGround Attackに参加する砲兵に対しては(すなわちTarget Hexに隣接する砲兵)、「Column4の除外ルール」は適用されるのだろうか?

補給切れの砲兵は、間接砲撃ができるか?(書いていない)

[5.4]の1の「Infantry」は純然たるInfantryのみか、Mechanized Infantryなども含まれるか?「Engineer」はArmored Engineerも含まれるか?

[6.43、6.44]の「Armor」は、Armored Engineerも含まれるか?すなわち、敵の砲撃に対し、Armored EngineerはユニットはArmmor Type扱い(敵の砲撃力が1/2、1/4)になるのか、ただの工兵扱い(敵の砲撃力に影響を及ぼさない)か?

[14.1]の「All Armor」は、純然たるArmorのみか、Armored Engineerも含まれるか?

独軍のOverrunを受けて戦闘力が二倍になるのはSoviet Armorだけか、Soviet Armored Reconも含まれるか?

【写真1】自作ユニット

【写真2】拡大マップによる開始時の様子

【写真3】第2ターン終了時