En hommage à SPI

SPIへのオマージュ

WS&IM 「ナイルの海戦」

2017年7月30日、追浜のゲーム集会でAH「帆船の戦い」をironcradさん、bashikoさんと私の三人で対戦しました。

【シナリオ11 ナイルの海戦】
トラファルガーの海戦に先立つこと7年、ネルソン提督が停泊中のフランス艦隊を奇襲したこの海戦、事前のシナリオ分析ではイギリス軍圧勝と出ていました。

戦力が同じであるなら、フランスがアベレージ、イギリスがクラック/エリートである限り、砲撃戦でも白兵戦でもイギリスが生き残ります。




そこで勝利条件を大幅に変更、史実で相手に与えた損害をそれぞれの勝利条件とし「イギリス軍のマストが5本以上倒れればフランス軍の勝ち」と決めたところ、午前中にまさかのフランス軍のサドンデス勝利に...。

投錨しているからフランス軍が不利と思ったところ、ルールでは投錨により防御力が倍増することがわかりました。

午後から修復ルールを取り入れてゲームを続行しましたが、進行が複雑になり、面倒なことこの上ない。そこで、降伏した艦船は拿捕されない限り艦を修復できないというハウスルールも作りましたが、果たして15分ぐらいで破損したマストを修復できるのかという疑問も。

海と浅瀬が混じっているへクスをどちらに解釈するかでゲームの流れは大きく変わります。

いずれにせよ、フランス艦隊が抜錨すると普通の展開となりイギリス艦隊有利になるので、「5本マストルール」はそれなりに有効だったと思います。

ひとり5~6艦がちょうどいいので、対戦者を4人集めないと負担が大きくなります。今回はマストを段階的に喪失したミニチュアも作り、損害がビジュアルでわかるようにしました。

bashikoさん制作の拡大マップで、迫力ある海戦を楽しむことができました。

【写真】
約二倍のマップを使うことで、船のサイズと距離が現実に近くなった。鉛筆の大きさからマップの巨大さがわかる。