En hommage à SPI

SPIへのオマージュ

2023年6月4日、(AH)ギリシャ・ローマ海戦

シナリオ: エクノモス岬の戦い (紀元前256年、第一次ポエニ戦争)

初期配置。手前がローマ軍、奥がカルタゴ

対戦後はしばらく「事前プロット脳」になるゲーム。

2023年6月4日(日)、YSGA例会で5人集まり、「エクノモス岬の戦い」を対戦しました。

カルタゴ軍は、速力と乗員の練度において、ローマ軍を上回る。
史実ではローマ軍が勝っている。

歴史家のリサーチによれば、海戦の最後はこのように入り乱れて動けなくなる、とされている。

戦闘結果を計算する携帯アプリ。Google Playからダウンロードできます。

(GMT) The British Way

GMTの新作COIN。

4つのミニゲームが入っていて、共通のルールかと思ったら、それぞれ別なルールだった。全部対戦するのに半年以上かかるだろう。COINゲームを4つ買ったのと変わらない。

 

【次回対戦のためのルール覚書】
移動:
- 移動力をすべて使い切る必要はない。
- 移動の最初に直進しなくてよい。
- Crusing SpeedからFull Speed、Full SpeedからCrusing Speedへの切り替えコストは0。
- 完全に停止(Pause)していた次のターンにFull Speedで動いてよい。
- bow Starboard、bow Port、Back Waterをした次のターンはFull Speedを選ぶことができない。
- Ram攻撃の次のターンでは、双方ともCrusing Speed。Ramした側はさらに最初にBack Waterを行わなければならない。
- Full SpeedであってもOar Rakeをした場合はbow Port、bow Starboardをしてよい。
- 帆走している船はAhead、Starboard、Portしかできない。

戦闘:
- Boarding Battleの勝利者は、より多くの損害を相手に与えた側であり、より多くCrewが残った側ではない。
- Boarding Battleの損害が同点の場合、双方とも敗者になる。
- 複数の敵船からBoarding Battleを仕掛けられた場合、自船のBoarding Battleの戦力を分割し、それぞれの敵船に割り振らなければならない。
- Collusion(Ramによらない衝突)した船は双方とも自動的にCrippled、Grappling Advantageがつく。いずれか一隻にはCrippled Avoidanceの判定結果が適用される。
- Tower一棟ごとに、Missile Marineは4、5、6の目でヒット。Artillery EngineはTowerの恩恵を受けない。
- CorvusをDegrapplingするには、通常のDegrapplingの手順を踏まなければならない。

Drift:
- 通常の天候でDriftするのはClippledした船、あるいは移動力が0~1の船("not under oars or sail")である(1移動しかしなかった船ではない)。移動力が2以上であれば、全く移動しなくともDriftしない。

天候:
- 風向きはゲームの終わりまで変化しない。
- 風力と潮の満ち引きは毎ターン変わるが、Driftのみに影響する。

Capture:
- Captureされた船のDeck CrewとMarinesは皆殺しにされ、Oarsmenは"Slave"となる(P16)。
- Captureしていない船を任意で沈めたり、火をつけることはできない。

 

対戦記録:
2022年10月9日(日) General Vol.19 No.4 "SYBOTA I"
2022年12月11日(日) General Vol.19 No.4 "SYBOTA II"
2023年3月19日(日) ACTIUM
2023年5月13日(土) SALAMIS1、DREPANUM
2023年6月4日(日) ECONOMUS