週末、「(SPI)Battle for Stalingrad」のソロプレイしてみました。ひとりで両方の陣営をやるのは根気がいりますね。1ターン終えるのに3h X 2日かかりました。
ダイスの確変を大きくすることで、独ソどちらでも勝てるように作られているのではないか、と思えるほどダイスによる結果の差が激しかった、というのがソロプレイの印象です。
「ウォーゲームにおけるダイスは運だめしのためではなく、戦闘結果をランダムにするための手段である(ダニガン談)」などと言う他のSPIゲームとは違います。
強いて言うなら「事前のあらゆる計算がダイスの目によって吹き飛ぶ」、という感じ。
しかし、戦力の設定が絶妙なので、史実上ありうるような展開に納まるのはさすがジョンヒルです。
「スコードリーダー」と「Battle for Stalingrad」で押しも押されぬゲームデザイナーになったジョンヒルは、晩年は南北戦争のアクチュアルウォーゲームと鉄道模型に専念していて、好きな事に徹した生涯のようですね。