2023-03-16 ガレー船の塗装 NAVWAR社、ホワイトメタルキットの塗装のまとめです。塗り方にも色々あると思いますが、今回は最低限の工程で済む方法で進めていきます。 パッケージを開封した状態。説明書がないので、何のパーツかわからないこともあります。洗剤で洗い、離型剤を落としておきます。 塗装しやすくするため、それぞれのパーツを治具に固定します。バリは落としておきます。面倒でも、ここで整理しておくことが、奇麗な仕上がりにつながります。 晴天の日にサーフェイサーを吹き付けたところ。薄い層をいろいろな角度から、4~5回に分けて吹き付けるので、時間がかかります。 筆で基本色を塗ります。 使用した塗料はシタデルカラー。希釈せずに、そのまま塗れるのが特色で、目的別の濃度(Base、Layer、Shade、Air)から選べます。片手で開けられる蓋、蓋の裏が塗料皿になっているなど、スピーディな作業への工夫がみられます。ミニチュア映えする彩度の強い色が多い。 基本色の上からShadeで墨入れをします。暗めの"Agrax, Earthsade"と明るめの"Reikland, Fleshshade"を使っています。Shadeは、乾燥すると発色が濃くなる性質があるので、二度塗りしない方がよいでしょう。 帆のストライプはマスキングの上エアブラシで塗装。細かい図柄は自作デカールで対処します。 1:1200スケールで、それぞれの全長は25mmぐらいです。 ミニチュアの塗装としては、中程度の難易度だと思います。ガレー船は、オリジナルの色が不明なので、リサーチして想像力を膨らませるのが楽しかった。