En hommage à SPI

SPIへのオマージュ

Hollandspiele社のラインアップ

District Commander Kandahar
Brian Trainの"District Commander"シリーズ第三弾。このシリーズは、counterinsurgencyを独自のチットとタスクポイント・システムで扱う。
2009~2010年のアフガン戦争を扱うこのゲームは、2人対戦で、プレイヤーの視点は、カンダハール渓谷を守る連合軍コマンダー。アンブッシュ、パトロール、移動、攻撃の他、インフラ整備、友好などの非戦闘活動を行う。5時間かかるという。
https://hollandspiele.com/products/district-commander-kandahar

Streets of Shadows
ナチ占領下のパリでのレジスタンスを描く3~5人対戦ゲーム。パリの市街が舞台。
https://hollandspiele.com/products/streets-of-shadows

Brave Little Belgium
第一次大戦初期のドイツのベルギー侵攻を、チット・プルアクティベーションで描く。2019年チャールズロバート賞にノミネートされているので、面白いかもしれない。
このゲームシステムの第二弾"White Eagle Defiant"というのがあって、こちらは1939年のドイツのポーランド侵攻をゲーム化。
https://hollandspiele.com/products/white-eagle-defiant


Brian Trainは自分のサイトでゲームを無料でダウンロードできるようにしていて、 架空のCOIN戦を扱う"District Commander"シリーズ第一弾"District Commander Maracas"もダウンロードできたらしい。
現在無料でダウンロードできるゲームの中では、"Modern War magazine"#11 "1947-49 Greek Civil War"の続編である"Next War in Lebanon"が興味深いかな。DTPの普及のおかげで、対戦しきれないほどのゲームが世界に出回っている。コンポーネントも、積み木やカードが付属して、ユニットとマップしかなかったSPI時代とは大きな違いだ。デメリットは、精査されていないルールのものが混じっていること。もっとも、大手出版社のものでも、テストプレイをまったくしていないゲームとかありますが。

【写真、上から】
District Commander Kandahar, Streets of Shadows, Brave Little Belgium