第二次ウォーゲーム・ブームと言っていいほどの数の製品が毎月発売されていますが、"革新的システム"と言えるゲームは、1970年代ほど出ていないと思います。
そんな中、Battles誌#10の「WTF:1940」は、久々の革新的システムと言っていいかもしれません。
1940年の、ロンメル第7装甲師団によるムーズ渡河作戦を描いた「WTF:1940」は、(VG) Panzer Commandと同じチットプル・アクティベーションのゲームですが、独自のシークレット・ダメージ・システムによって、戦闘結果がすぐにはわからないのです。
これにより、損害を与えたと思った敵スタックが無傷だったり、そのへクスが退却によって空になっていたとは知らずに攻撃を仕掛ける、という事態がうまれます。戦闘結果を知りたければ戦術偵察をすればいいのだが、これはドイツ軍プレイヤーしかできないらしい。
"WTF 1940"が"War of Tanks France:1940"だと知らず、"なんだこりゃ1940 (what the fuck 1940)"と言っていましたが、おそるべし、Battlesマガジン。